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わたしのエピソード

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一人でも多くの利用者様に
「食事」の喜びを感じてほしい

漁師 恵里子
管理栄養士 | 久能の里 | 2010年入社
笑顔を大切にしたい

子どもの頃から「食」の大切さを教えてくれた母に影響されて

私が栄養士の仕事を選んだのは、もともと食べるのが好きだったこともありますが、小さい頃から母親がいつも栄養のバランスを考えた食事を作ってくれていたことが大きいですね。高校時代に陸上選手だったときも、私の体調管理に注意してメニューを考えてくれていたので、いかに人間にとって食事が大事であるかを母から学んだような気がします。進路を決める際は、手に職をつけ、資格を活かせる職業に就きたいと思っていたので、短大で栄養士の資格を取得しました。

委託の給食会社で働き始めて3年経つ頃、尊敬する先輩から「あなた、管理栄養士の資格は取るの? このまま栄養士として働いていくならぜひ取るべきよ」と背中を押されました。本気で勉強を始め、周りの人たちの協力もあり、無事に資格を取ることができました。将来は、学校給食の栄養指導がしたいなぁと考えていたのですが、「これからますます少子高齢化が進むから、介護施設で働く方がいいんじゃない?」と彼女からアドバイスされました。その影響もあって、管理栄養士の資格を活かしてステップアップしようと、『駿府葵会』に転職しました。

施設で唯一の管理栄養士として、食に関する統括マネージメントを担当

私の主な仕事は、食事を作るというよりも、加齢や病気などの影響で食べ物を摂取しにくくなった高齢者の方に合う食事をどのように提供するかを考えることです。その他、厨房の職員と食事イベントを実施したり、食中毒予防の指導、スタッフとそのご家族の栄養相談にのることもあります。

また、細かく刻んだり、柔らかくしないと食べられない利用者様もいるので、普段から利用者様に接している看護師、介護士、ケアマネージャーとの連携が欠かせません。現場をいちばんよく知っているのはスタッフのみなさんなので、利用者様の状態がいまどうなのか、毎日情報収集し、その都度対応していきます。

フロアの様子を見に行ったとき、「今日のごはんはおいしかったよ」と利用者様から声をかけていただけたときは、みなさんが食事を楽しみにしている、私も期待されているんだと嬉しくなりますね。

管理栄養士はこの施設で私一人なので責任は重大です。いかに利用者様が安全においしく楽しく食事をとることができるか、献立内容、調理法などを慎重に考えますね。

食事を受け付けなかった利用者様をスタッフ、家族一丸でサポート

入社2年目のこと。他の施設から移って来られた90代の女性が、まったく食事を摂れないという危機的状況に直面しました。以前の施設に問い合わせてみると、普通に食べていたとのこと。久能の里に来たばかりに、食事が合わなくて万一のことがあったらどうしよう? と悩みました。介護士さんやご家族に相談し、みんなで一生懸命関わって、結果的に食べていただけるようになりました。私だけの力では、どうすることもできなかったと思います。利用者様の心の声に耳を傾け、想いに寄り添い、みんなで気持ちをひとつにして向き合えば、どんな困難も乗り越えられることを学びました。

諦めずに考えること、スタッフに相談すること、挑戦すること、すべてが無駄ではなかったと思います。その利用者様は現在100歳を超えておられますが、毎回完食してくださっています。人間にとって「食べる」ことは本当に大事だなと改めて気付かされたと同時に、人の生命を支える仕事に就けてよかったと思える出来事でした。

見た目がよくて、食べやすくて、おいしい! 誰もがそう感じる食事を提供したい

管理栄養士にとって必要なことは、謙虚な気持ちだと思います。他の職種の方々がいてこその管理栄養士であることを決して忘れてはいけません。食のプロフェッショナルだからといって、一方的に自分の意見を押し付けても誰も協力してくれないでしょう。施設に1人しかいない重要なポジションにいるからこそ、各専門分野のスタッフのみなさんと連携してコミュニケーションをとらないと、この仕事は成り立ちません。

だからこそ、私はどんな人にも笑顔で接するようにしています。利用者様に笑顔で話しかけると心を開いてくれるし、スタッフにも笑顔で質問すると快く教えてくれます。みんなが笑顔だと場の雰囲気も明るくなります。笑顔のチカラって偉大ですね。

これからの目標は、利用者様全員に、見た目もよくて、食べやすくて、おいしいと感じるような食事を提供して、「ああ、食事っていいなぁ」と思ってもらうことです。難しいことなのかもしれませんが、一人でも多くの利用様に、口から食事をとることで元気になってもらいたい。それが管理栄養士としての願いであり、使命だと思っています。

やさしいスタッフが揃う働きやすい職場です!

『駿府葵会』に入社して6年目になります。最初はすぐ辞めるかもしれないと思っていたのですが、スタッフのみなさんからやさしくサポートしていただいたおかげで続けてこられました。基本的に土日休みなので、オンとオフの切り替えもスムーズにできます。

りょうし・えりこ 昭和61年、静岡市生まれ。武庫川女子大学短期大学部食生活学科卒。身体を動かすことが大好きで、休日を利用しては全国の市民マラソンに出場している。